横浜に住んでいる人に「どこ出身?」と聞くと、神奈川出身とは言わず、横浜出身と答えられるパターンが多いようです。
地方在住だと横浜と東京って結構離れているのではないかと思ったりしますよね。僕も出身は田舎だったので1時間位離れているんじゃないかと思っていたのですが、実際関東に来て東京駅から横浜駅に向かうとなると、実は30分程度で着くことがわかります。ですから東京の人にとっては、横浜はちょっとしたお出かけに最適なスポットであると言えるでしょう。
よく「新~~」という名前がつく駅は、すぐ近くに新が付かない方の駅があったりしますが、新横浜駅と横浜駅は結構距離があります。徒歩で行けない事もありませんが、かなり大変かなという印象でした。普通に移動するには横浜市営地下鉄ブルーラインで8分ほど乗車すると到着します。運賃は250円です。運転本数も多いのでこちらを利用するのが良いでしょう。
長い期間工事を行っており、「日本のサグラダファミリア」と呼ばれていたりもします。駅全体での工事完了は2030年頃とも言われているようですが、明確にいつごろ終わるのかということは中々はっきりとわからないのが実情です。
しかし再開発が進めば、オシャレなお店もたくさん増えて横浜がさらに楽しいスポットになるのは間違いありません。
横浜には大さん橋という客船ターミナルがあるのですが、実はベイブリッジの高さがちょっと低いことを理由に寄港できない大型客船が近年続出しているそうです。世界を周遊する大型の船舶は、パナマ運河を通過できる限界である「パナマックス」と呼ばれる基準として建造されているのですが、このパナマックスにおいて船舶の高さは57.91メートルと定めされており、大型の客船はこれのギリギリまで大きく造られていたりします。しかしベイブリッジの海面からの高さは、55メートルしかありません。この3メートル弱の差により、大型船が横浜港に入港できない場合があるようです。
横浜市の市営地下鉄ブルーラインの駅に「踊場」という駅があります。泉区にある駅ですが、出入り口によっては戸塚区に位置しているところもあり、区境が駅構内にあるという珍しい駅です。そして「踊場」という名前について面白い伝説もあります。
その昔、戸塚に水本屋という醤油屋があり、商売柄手が汚れるため、たくさんの手ぬぐいを毎日干していました。
ところが毎晩、一本ずつ無くなることが続き、不思議に思った店主が手ぬぐいに紐をつけて床に入りました。
ある夜、紐が引っ張られ、誰かが手ぬぐいを持っていこうとしました。そっと紐の先を見るとそこには何と家で飼っていると猫のトラがいました。
「トラのいたずら」で納得した店主でしたが、ある月夜の晩に村のはずれを通ると丘から賑やかな歌が聞こえ、そっと覗いてみると猫たちが手ぬぐいをかぶって踊っていました。その中にはもちろんトラもいました。
店主は猫の踊りの事をおかみさんに話し、それからおかみさんは毎晩トラたちのために新しい手ぬぐいを置いてやり、汚れると洗ってあげたそうです。村人たちはその話を聞いて、その丘を「踊場」と呼ぶようになったそうです。(諸説あり)